SAML によるシングルサインオン(SSO)とSCIM によるプロビジョニング(SCIM Provisioning)について説明します。Wantedly 外部の ID プロバイダー (以下「 IdP 」という) と連携することでメンバー追加と削除の操作を自動化することができます。
※β版 (試用版)としての提供となっております。
1. SAML でできること
SAML 連携を行うことで、企業様が管理されているIdPの認証を通ったユーザーをWantedlyの会社アカウントのメンバーとして追加することができます。
また、すでにメンバーになっているユーザーの場合は他のログイン方法の代わりにSAMLを利用することができます。
2. SCIM でできること
SCIM 連携を行うことで、企業が管理しているIdPのメンバー情報をWantedlyに同期することができます。
例として、退職時等にIdP上からユーザーが削除された場合にWantedly上でも連動して企業のメンバーから削除することができます。
3. 連携設定の注意点
- Wantedly だけではなく、各IdP側の設定が必要です。管理されている社内情報システム部門ご担当者様にご相談の上、設定をご検討ください。
- 設定には以下権限が必要です。
- IdP の管理権限 (各 IdP でアプリケーションを登録する権限が必要です。)
- Wantedly 企業アカウントの全体のオーナーまたは管理者の権限が必要です。権限設定の詳細は こちらをご確認ください。
- 下記以外の IdP の連携の場合、動作の保証はいたしかねます。
- Google Workspace (G Suite)
- Azure AD
- OneLogin
- Okta
- 各IdP側の仕様変更に伴い、連動ができなくなる / 設定方法が変更される可能性があります
- 各IdP側設定のご不明点につきましては、ご回答できかねる場合があります
- 各IdPごとの詳細の設定方法につきましてはこちらのドキュメントをご確認ください。
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