普通の求人票とは必要項目が違うの?
Wantedlyでは、「年収や待遇、福利厚生」といったいわゆる条件面の情報を載せることが出来ません。そこで、ユーザーが自分に合いそうな企業を探し、「話を聞きに行きたい」ボタンを押す判断をするために、会社の考え方や一緒に仕事をする人の情報をよく見ているのです。
そのため、会社の思いやどんな人を求めているかをしっかり表現するために4つの項目を準備しています。
たくさん書かなくてはいけないの?
分量をたくさん書く必要はありません。Wantedlyの中で募集記事を訪れるユーザーは、会社の名前を検索してやってくるよりも、募集記事のタイトルやカバー写真から興味を持ってやってきたライトなユーザーの方が多いです。そのため、ユーザーが最後まで読み切れる分量を考えて記事を書く必要があります。
ライトなユーザーが最後まで読み切れる分量はだいたい「1500〜2000文字」なので、4つの項目は「300〜400文字」を目安に作成いただくと良いでしょう。
どんな内容を書けばいいの?
一例ではありますが、下記の構成は比較的初めてでも作りやすいかと思います。
1記事作ってみて、感覚をつかめたら自社らしさを出していくと良いでしょう。
- なにをやっているのか(WHAT)に「創業ストーリーなど過去のお話」
- なぜやるのか(WHY)に「ビジョンやミッションなど未来のお話」
- どうやっているのか(HOW)に「現在の体制やチーム、力を入れている領域など現在のお話」
- こんなことやります(募集の詳細)に「そんな中であなたにやって欲しいのはこんなこと」
という流れだと、一つのストーリーとして、最後まで読んでいただきやすくなるかと思います。
「こんなことやります(募集の詳細)」について
スキル面だけでなく、どんな人が自分の会社に合うのか、どんなスタンス・マインドの方に来ていただきたいのか、このポジションでどんなスキル・経験をつけられるのか、などを箇条書きでご紹介いただくと、ユーザー目線で打ち出せるかと思います。
下記のような項目を載せるようにしましょう。
- 実際に行う業務
(最初に任せる業務、先々任せたい業務を明記して、キャリアイメージが湧くようなものが良いと思います) - 求められるスキル
(資格や特定の業務経験など) - 身につけられるスキル
(1メンバーとして○○領域の専門性を高められるのか、マネジメントを含めて全般を経験できるのか、など) - どんな人が貴社に合うかorこんな人を求めている
(貴社の社員の方に共通する気質やスタンス、求める人物像など)
※求められるスキルでは「○○の経験○年以上」など足切りになる要件よりも、具体的にどんなことを経験しているかなど、経験している人に対して「あなたはうちの採用ターゲット」だと認識してもらえる作りにすることをお勧めします。